校長挨拶

 

 宮城県一迫商業高等学校のホームページをご覧いただき,ありがとうございます。

 

 本校は,前身となる一迫町立一迫実科女学校の創設(大正13年)から数えて99年目を迎え,昭和48年に現在の一迫商業高等学校となり,今年度に創立50年目を迎えます。県北地域唯一の商業高校として,これまで多くの卒業生を輩出するとともに,商業教育の充実・発展のために力を尽くしています。

 

 本校は,校訓に「誠実」「自律」「奉仕」を掲げ,地域に愛され,地域に信頼され,地域社会を担うことができる人材の育成に努め,生徒一人ひとりの将来を第一に考え,『生徒一人ひとりが輝く チーム一商』のスローガンの下,教職員一丸となって日々の教育活動を進めています。

 

 1学年の定員が80名と小規模である本校では,その利点を生かし,生徒一人ひとりに手厚い指導が行き届いており,広々とした学校施設で伸び伸びと学校生活を送ることができています。とりわけ,「資格取得」には力を入れており,始業前や放課後の個別指導に重点を置き,県内トップクラスの成果を上げています。高校在学中に多くの資格を取得し,将来,ビジネスシーンや商業分野で活躍したいと考えている中学生の皆さんは,ぜひ一度,本校を見学してみてください。

 

 ここで,今年度の新たな取組を紹介します。

1つ目は『キャリア・アクティビティ』です。生徒一人ひとりが多くの経験を積むことで,自己の可能性を広げることを目指し,これまでの部活動の枠に囚われず,「最大3つの部まで登録可能」としました。①1つの部に所属して活動する「エキスパート型」,②数ヶ月単位で複数の部に所属して活動する「シーズン型」,③曜日や週単位で複数の部に所属して活動する「バランス型」があり,多様な活動形態を互いに認め合い,この活動から得られたものが高校生活における自信につながることを期待しています。また,この取組の始動に併せ,生徒のニーズに応えるために「eスポーツ部」と「バドミントン部」を新設しました。

2つ目は『NIEの実践指定』です。NIE(Newspaper in Education)は,学校教育において新聞を教材として活用する活動で,生徒の言語活動(考えをまとめて自分の言葉で書く力)の充実と情報活用能力の育成が期待されます。令和4・5年度の2年間,県内の高等学校では本校を含む2校が指定されました。

 

 また,継続的に取り組んでいる『栗原版デュアルシステム(文部科学省の推進モデル校に指定)』は,本校の大きな魅力となっている取組です。地元企業等と連携して就業体験やビジネス研究等を行うことで,将来,実社会で必要な「生きる力」を身につける学び方として,県内外から注目されています。この取組により,望ましい職業観と勤労観が醸成され,進路実現に向けた積極的な行動につながり,卒業時の進路実績では就職率は例年ほぼ100%であり,経済・経営・商業・ビジネス系の4年制大学等にも進学しています。

 

 未だ終息の兆候がみられない新型コロナウイルス感染症に対して,本校では感染予防対策にも積極的に取り組んでおり,万が一,登校ができない場合でも,自宅で学習を継続することができる「オンライン学校」等の危機管理体制も充実しています。

 

 いよいよ,令和4年度の『チーム一商』が本格的にスタートしました。定期的に更新する本校ホームページの「一商ブログ」を通して,「本校の新しい取組」や「一商生の頑張り」を御覧いただくとともに,今後とも本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 令和4年4月

                                   宮城県一迫商業高等学校

                                    校長  山崎 健二